中岡商事 中岡徹氏は、今回の税務調査をきっかけに、どのような経緯で開業以来20年以上の付き合いの税理士を断り、税務調査119番に依頼するようになったのかをくわしく聞いた。
-もくじ-
1. 中岡商事の概要
〜神奈川県の医業関係の中小零細企業
2. 前回の税務調査は、ベンツを買ってすぐでした。
3. 税務署にとっていい税理士=税務署員にとって都合のいい税理士?
4. 死んでしまおうかと、真剣に考えました
5. 問い合わせ前の不安とは裏腹に、対応できますよと即答でした
6. 先生の経験と知識はヤバい
7. 税理士って、こんなに違うんだ
8. 税務調査119番の仕事への満足度
9. これから税務調査の対応をする方へのアドバイス
10. 今後の期待
お話しいただいた内容には、一部に秘匿的な内容が含まれています。お客様および関係各位に迷惑をかけることのないよう、 人名、社名、設定などは改変して記述しております(お客様のお名前、社名も仮名です)。
1.中岡商事の概要

−中岡商事の概要について教えてください。

中岡商事は、神奈川県川崎市で医業関係の中小零細企業です。現在の従業員数は2人。
設立は1987年で、26歳の頃に独立しました。
税金については、開業以来、地元の税理士事務所と顧問契約していました。

2.前回の税務調査では、ベンツを買ってすぐ

−税務調査は今回で何回目ですか?

税務調査は今回で3回目です。
1回目は開業して8年目、2回目は2003年でした。
1回目は、特に何もありませんでした。
2回目は、恥ずかしい話ですが、前年分の売上を一部ごまかしていました。2回目のことは、今でもよく覚えています。
ちょうど、その年の5月26日に念願のベンツを購入しました。それからすぐの6月23日に税務署から連絡がありました。
売上の一部をぬいてしまっていたので、気が気ではありませんでした。

税理士の先生に迷惑をかけたくないので、Aさん(税理士事務所の職員)に調査の一週間前に売上をぬいていたことを正直に伝えました。 ただ、Aさんから何もアドバイス等もなく、税理士の先生にその事を伝えてくれたのも、なんと税務署が来る30分前でした。

売上と交際費で税務署からきつく問い詰められ、税務調査の期間中、夜も眠れませんでした。 税務署員は、「車、交際費、女は要注意だね。」と言っていたので、やはり車が調査のきっかけだったか、と思いました。 その時は、トータルで5000万円ほどもっていかれました。

3.税務署にとっていい税理士=税務署員にとって都合のいい税理士?

−その時の税務調査において、税理士の先生の対応はどうでしたか?

経費の部分で交渉してくれたようです。
ただ、最後に税務署に私が資料を取りに行ったのですが、その時に税務署員が、 「お宅、いい税理士さんに頼んでるね。本当にいい先生だよ。」とほめちぎっていたのが印象的でした。
私の深読みかもしれませんが、いい先生=税務署にとって都合のいい先生という風に聞こえて、ぞっとしました。

4.死んでしまおうか

−今回、税務調査に対して対応を検討したきっかけは何ですか?

税務署から9月12日の10時30分頃に私の事務所に連絡がありました。
「9月29日に調査に伺いたいので、3年分の帳簿を準備してください」とのことでした。 前回の調査が終わったときに、担当者からもう調査は来ないでしょうと聞いていた私は、安心しきっていました。

実は、今度は経費をいじっていたのです。本来発生していない経費を計上していました。
インターネットで調べながら、自分の税金やペナルティーを計算してみると、前回の調査とは比べ物にならないくらい金額が高く、貯金だけでは払えないほどでした。

これでは税理士の先生が罪に問われ迷惑がかかると思い、 Aさんに「税金をちょろまかしてました。その事を税理士の先生に伝えてください」と伝えたら、 「先生には当日伝えます」との返答でした。

心配になった私は、有名な弁護士事務所に知り合いの先生がいたので相談しに行ったところ、 「脱税のことはわからないよ。起訴されて裁判まで行けば弁護士の出番もあるかもだけど、税金のことは税理士じゃないとね。税金は自分でも困っているくらいだから。」と 軽くあしらわれてしまいました。これはいよいよまずいことになったと思い、 「仕事がなくなってしまう」「死んでしまおうかな」と悪いことばかり考えるようになりました。

Aさんから、調査の1週間前に「資料を用意してくださいね」と連絡があった時に、 「先生に私の状況を伝えてくれましたか?」と聞いたところ、まだとの返答だったので、 またかよ!と、7年前のことを思い出して、がっかりしました。

その時から、「何か役立つ情報はないか?いい方法、抜け道があるんじゃないか?」とインターネットでいろいろと調べました。 それと同時に、「全部お金がなくなるな、仕事が全部パアになるだろうな。中国に行こうか、アメリカの友人のところで働こうか。」と本気で考えました。(汗)

5.問い合わせ前の不安とは裏腹に、対応できますよと即答

−税務調査119番のことはどうやって知ったのですか?

調査まで1週間をきり、インターネットで調べていると、税務調査119番のサイトにたどりつきました。 他にもたくさん税理士のホームページは見ましたが、どれも当たり前のことしか書いていませんでした。 ホームページを見る限り、税務調査に関しては、藤田先生が一番実績があり、詳しそうだと感じ、ワラにもすがる思いで、藤田先生に電話をかけ、現状を話しました。

正直のところ、電話をかける時、先生に意見を聞いてみたいと思う反面、こんな私に会ってくれるかな?怒られるかな?と不安でした。 すると、藤田先生は電話で、「派手にやっちゃいましたね。ただそのようなケースは何度も経験していますから、対応できますよ。」とあっさり言われました。 その翌日、事務所にお伺いし、さらに詳しく話すと、自分が考えていたことと真逆のアドバイスばかりで驚きました。

6.先生の経験と知識はヤバい

−税務調査119番の代表の第一印象をお聞かせください。

この人は経験と知識がヤバいな。と思いましたね。私が質問したことに対して、自信を持ってお答えいただきましたので、とても安心しました。 あと、私のような状況ではどうすることもできないと思っていました。しかし、藤田先生にお聞きすると、具体的に解決することを教えてもらいました。

とにかく、アドバイスの回答スピードがとても早かったです。本当にビックリしました。出会ってすぐに、この人に任せようと即決しました。 結果として、先生に依頼して大幅に出ていくお金が少なくてすんだので、自分の人生の中で最良の決断でした。

7.税理士って、こんなに違うんだ

−前の税理士の先生には、どのように伝えたのですか?
 開業以来20年以上の付き合いということですが、気まずさ等はありましたか?

藤田先生に出会って、税理士って、こんなに違うんだ。今の税理士って、一体なんだったんだろう。と愕然としてしまいました。
藤田先生の事務所を出てすぐに、前の税理士の先生に電話して、今回の税務調査は他の先生でお願いすると断りの電話を入れていました。

8.税務調査119番の仕事への満足度

−税務調査119番の仕事の質に対する評価をお聞かせ下さい。

非常に良かったです。良い点として下記3点が言えます。

最初に、スピードです。
藤田先生には非常にスピーディーに仕事をしていただきました。 忙しい中でも、税務署と粘り強く交渉をしていただけたことが大変ありがたかったです。

次に、すべてお任せできた点です。
私は資料を準備し、初日に立ち会っただけで、全てお任せできました。 税務署と直接対応することの精神的な苦痛を避けて、仕事に集中できるよう対応を進めていただいたので非常に助かりました。 税務調査に対して、先生の対応に正直焦りましたが、すべて先生の言った通りの結末になり、もう終わったの?という感じでした。

最後に、何でも相談ができるということです。私の立場に立って、的確なアドバイスをいただきました。

9.これから税務調査の対応をする方へのアドバイス

−これから税務調査を対応する方へ、アドバイスをお願いします。

ほんとに税務調査で不安だなって思う人は、とにかく藤田先生に出会って話を聞くのが良いと思います。藤田先生なら、必ず助けてくれるから。

あと、脱税で悩んでいる人は、脱税はやならい方が長い目で見て絶対にいい! 余計なことを考える必要がないし、精神的にもいい。 脱税をすると余分なお金が出て行くので、仕事をまっとうにしている方がお金はたまります。 儲かっているようで、いつも地に足がついていない、不安定な状態ですから。

私の知り合いで税金で悩んでる人がいたら、今すぐ先生に相談して言うとおりにやれ、って言いたいです。

10.今後の期待

−税務調査119番への今後の期待をお聞かせください。

先生のおかげでスムーズに税務調査を終えることができました。今回の税務調査をきっかけに、自分にとって先生に会えたことが一番の財産です。 この税務調査で生き残り、仕事ができているのは、すべて藤田先生のおかげです。ありがとうございました。 今、仕事をしていることが最高に楽しいです!先生に恩返しできるように、売上をもっと上げるよう努力します。 税務調査だけでなく、借入れができたのもすべて先生のおかげで、心から感謝してます。 先生は忙しいでしょうが、今後とも、私のように税金のことで悩んでいる経営者を助けてあげてください。応援しています。

中岡商事様、本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。

神戸市出身、灘高校卒、慶応義塾大学卒業
公認会計士協会東京会・東京税理士会所属

日本最大手の総合会計事務所、外資系証券会社のプライベートバンク部門を経て、ベンチャーズ会計事務所を設立。 元国税調査官の吉田税理士に師事し、税務調査について指導を受ける。
それらの知識・経験を生かし、インターネット上の税務調査サービスのパイオニアとして、創業当初から毎年100件以上に対応する税務調査専門の税理士。
税務調査で悩んでいる人を守りたい!との思いから、全国から税務調査の相談を受けている。
多数のメディアにも掲載され、その手腕の評価は高い。

趣味:育児、育犬、愛妻家^^
特技:子供のおむつ替え

東京国税局に20年間在籍し、600件超の税務調査に従事する。
退官後、20年間にわたり、元国税局長の右腕として、上場企業や政財人を始め、中小企業、医療関係、相続にいたるまで1,000件以上の税務調査の相談を受ける。 税務調査を実施する調査官の立場からの視点と税務調査を受ける納税者の場からの視点の両方からアドバイスできる税務調査のエキスパートである。